「海賊とよばれた男(上下)」を読み乍ら
2014年09月15日
久しぶりに引き寄せられる本に出逢ったので紹介します。
「海賊とよばれた男(上下)」
出光興産創業者の出光佐三をモデルにした国岡鐡造を主人公とした小説で、どんな困難でも乗り越えていくヒーロものがたり。
固い信念を基に思想信条を哲学にまで昇華させた男である。
利益を追求してしまう経営とは違い、「仕事は金で選ぶものでは無い」と言い切る。鮮やかな一人の人生の進退を描く小説。
なかなか思うようにいかない世の中、興奮もほどほどの歴史小説だと思います。
良いものはいい。
FPRE田村